北海道に住んでいた子供の頃の私の思い出

私は現在は神奈川県に住んでいますが、かつては北海道に暮らしていました。父の転勤の関係で、13歳のときに神奈川に来ました。
父は某大手食品会社の正社員で、母は一時期働いていましたが基本的に専業主婦、そして、3歳年下の弟がいます。
母は働きに出ている時もあり、事務員をしていたり、ちょっと変わった仕事では、「浜」で仕事をしているときもありました。道東でありサロマ湖に近いところに住んでいたので、漁業のお手伝いですね。
町は、人口が3千人くらいの小さな町村です。酪農が一番大きな産業の、北海道らしい田舎町でした。
北海道に住んでいたのは中学1年生までの話で、その後神奈川に父の転勤で移り住みましたが、人口が50倍以上も違う都会に突然出てきたのと、荒れ気味だった転勤先の中学校に馴染めず、北海道人ということで珍しがる生徒にからかわれたりして人間不信になり、結局、大学卒業までいじめや村八分を繰り返す惨めな青春を送る羽目になりました。
しかし、北海道にいたころは非常に環境もよくて楽しく、小学校5年生、6年生のときが私の青春の絶頂でした。
当時、小学校は金曜午後が「クラブ活動」に充てられており、私と親しい友人数名で「化学クラブ」というクラブに入っていました。
電気や化学反応などでの実験をする部で、色々と面白い経験をしました。
また、当時は子供文化が非常に隆盛であり、スーパーファミコンが大流行し、友達同士でストリートファイター2の大戦をしたり、ファイナルファンタジー6やマザー2などを語ったり、BB戦士やガンダムのプラモデルで遊んだりなど、田舎ながら非常にカルチャーの面で栄えていました。

また、道東の小さな町なので自然も多く、サイクリングをしたり、釣りをしたりしました。冬は特に楽しくて、毎週のように町営のスキー場で滑ったり、当時はバブル期であり、冬休みなどに占冠村にある「トマムリゾート」に4泊5日くらいの泊りがけで、家族と父の会社の同僚とスキー旅行に行ったりしていました。
当時は私に非常に理解の深い友人もいて、彼とは深く親交しました。頭のいい珍しい子で、マーフィーの法則などを語ったりしたのをよく覚えています。釣り好きなので、よく町の外れの川へ釣りに行きました。覚えていることでは、イワナを釣ってそのまま解体してバーナーで焼いて食べたり、川に、明らかにクマがやったと思われる鮭の食いかけが放置されていたり…野生のすぐそばで生活していましたね(笑)その友人とは今は音信不通ですが、Facebookで時々見かけ、介護関係の会社を立ち上げて運営しているようです。でも遠いし彼も忙しそうなので、再び会うのは難しいでしょうね…。
また、その友人とは違うグループなのですが、母が、私の同年代の児童の母と「ママ友」で繋がっていて、そのグループの子たちの誕生日になるとみんなで集まって誕生日パーティをしたりしていました。

最近、そのママ友の一人が亡くなりました。しかしそれをきっかけにママ友の親交が再び復活し、神奈川の中部の市と、北海道道東の小さな町と大きな環境の違いはあるものの、交流が盛んになっています。一回ママ友2人がこちらに遊びに来ました。
また、夏休みや冬休みには、札幌近辺の本家へと帰省し(本家のほうが都会なのがちょっと変わってますね)、従兄弟とたくさん遊びました。従兄弟はとても面白い人で、また都会的でもあり、彼には多くのものを学びました。弟、従兄弟、そして私で札幌で遊んだ思い出は今でも宝物ですね。
今では私も30代中盤になり、北海道に最後に帰省したのは、祖父が亡くなったもう10年前です。
今は祖母に会うためにいったん北海道に帰る話が持ち上がっているので、近々帰るかもしれません。
従兄弟も札幌の人なので、できたら従兄弟にも会えたら、と思っています!
なお今は神奈川にも友達がたくさんいて、寂しい思いは全くしていません。
神奈川の地元と生まれ故郷である北海道、どちらも大切にして生きていきたいと思います。